大塚おおにし歯科医院|南大塚の歯医者-大塚駅前駅、大塚駅|睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とはどんなもの?

寝ているときに無呼吸状態が繰り返される病気です。無呼吸自体も高血圧や糖尿病など重大なリスクを引き起こす要因になりますが、夜間に良質な睡眠がとれないことで日中の居眠りや集中力の低下が起こり、交通事故や労働災害などを起こす危険性も指摘されています。早めに受診し、改善を図っていきましょう。

こんな症状はございませんか?

こんな症状はございませんか?
  • 家族などまわりの方にいびきを指摘される
  • 夜間にしばしば目が覚める
  • 日中、突然眠気が襲ってくることがある
  • 倦怠感が抜けず、日常的に疲れを感じる
  • 朝起きた時に頭痛、顎痛を感じることがある

上記の症状がある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
早期に受診し必要な治療を受けましょう。

特にいびきには要注意

いびきはただの迷惑な騒音ではありません。放置しておくと重大な合併症や突然死を招くことも。
まわりの方からのご指摘があった方、または自覚のある方は一度ご相談ください。

正常

正常

鼻から入った空気がのどを通って正常に肺へと送られる

いびき

いびき

気道が狭まることで、空気によってのどが振動し音が出る

無呼吸

無呼吸

気道が完全に塞がってしまい、一定時間以上呼吸が止まってしまう

本当に怖い!睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群の方が
抱えるリスク

重症患者の死亡率は
健常者の2.6倍

無呼吸の状態が心不全や心筋梗塞の合併症を引き起こし、突然死の引き金になることがあります。

高血圧の原因に!
糖尿病のリスクも

無呼吸状態では交感神経が興奮し高血圧に。また習慣的ないびきはインスリンの働きを鈍らせ糖尿病を引き起こします。

交通事故を起こす確率は
2.5倍にも

夜間に良質な睡眠が得られないことで日中の集中力の低下や居眠りが起こります。重大な事故を引き起こすことにも。

睡眠時無呼吸症候群に
なりやすい方の特徴

肥満傾向にある

肥満の方の半数以上に睡眠時無呼吸の症状がみられるという報告があります。暴飲暴食にもご注意ください。

高血圧・糖尿病などの
既往歴がある

高血圧の方の約半数、糖尿病患者の72%が睡眠時無呼吸症候群を合併しているとのデータがあります。

飲酒・喫煙習慣がある

就寝前の飲酒が習慣化している方や、喫煙習慣のある方は気道を狭くするので要注意です。

こんなお口の方も要注意です

こんなお口の方も要注意です

鏡の前でお口を大きく開けてみてください。口蓋垂、いわゆる“のどちんこ“は見えますか? 見えない方は軟膏蓋と口蓋垂が下がっているといえます。この状態、そして扁桃腺の大きい方は閉塞が起こりやすくなります。

歯科医師より指摘する場合が
あります

治療

睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状「いびき」は、呼吸が妨げられるため眠りが浅くなります。その時に起こりやすいのが「歯ぎしり」。歯ぎしりが繰り返されることにより、歯のすり減りや被せもの・詰めものの損傷など、特有の痕跡がお口の中に現れます。検診や治療の際、これらの痕跡が見つかった場合には治療をおすすめしています。

マウスピース療法

マウスピース療法

当院では睡眠時無呼吸症候群の診断を受けた患者様へマウスピースを使用した治療を行っております。寝ている時にマウスピースを装着し顎を固定することで、正しい気道へと導きます。空気の通り道ができることでいびきが治まることに加え、脳や身体全体に酸素が行きわたり、代謝が促されることで疲労回復にもつながります。

ソムノデント・アヴァント

当院ではソムノデント社のマウスピースを使用した治療を行っています。患者様のお口にぴったりフィットするように、一つずつ丁寧に作製しています。

ソムノデントの特徴

ソムノデント・アヴァントの特徴

  • ①ソムノデント社の最も新しい製品で、従来品に比べ33%コンパクト
  • ②上下分離型で拘束感が少ない快適な付け心地を実現
  • ③高い耐久性で、長期間安定して使用できる
    (30ヵ月の製品保証付)

検査・診断はこちらから

睡眠時無呼吸症候群と診断された方は、診断書をご持参のうえ当院までお越しください。検査機関は以下のサイトより検索が可能です。

より良い眠りのために

マウスピースでの治療と合わせて、生活習慣も見直していきましょう。適度なダイエットや喫煙・飲酒の制限は大変効果的です。
人生のおよそ1/3は眠っている時間です。睡眠の質を向上させ深い眠りを得ることで、健康で豊かな生活が送れるようになります。

減量を心がける

減量を心がける

首周りの脂肪が気道を閉塞してしまいます

禁煙の検討

禁煙の検討

タバコはのど・気道の炎症を起こし気道を狭めます

お酒は控えめに

お酒は控えめに

アルコールはいびきや無呼吸を起こしやすくなります

寝姿勢の見直し

寝姿勢の見直し

眠るときの体位や枕の高さにも気を付けてみましょう